2017年10月15(日)  規範教程研修会
                       
                      大阪府・京都府・奈良県・兵庫県・
                      和歌山県・滋賀県 6支部共催
                      場所:奈良・春日野フォーラム甍 会議場 
    
         講師:楊 進 理事長 
         
          第一部:理論
          第二部:実技


 会場 : 奈良・春日野フォーラム 会議場
 参加者数:約250名

 
楊進理事長より近況報告があり最近出向かれた広島支部
  の話題を中心にお話しされた。
 

 

太極拳動きは「マルチタスク」であり脳がとても活性化する

バレイの動きも太極拳の動きも全ては基本の積み上げ
でありその基本中の基本が站椿功(立禅)である

今年、天津の郭福厚老師(94歳)をお訪ねして、再度認識を
新たにした、身体の流れを知る事がとても大切である

【運動がこんなに健康に良い】飯田健次著の紹介が有った
太極拳の本では無いがフロー体験に則って人が習い事を
して続けるには自分への成果のフィードバックが有って、
する事が少し難しい事が重要で少しずつ階段を登っている
感覚が必要
   
  新版・ 健康太極拳規範教程

 第三回 踏実 架空の力点 三大原則

☆踏実 円襠 太極拳ではしっかりと立つことなく軽く動き
          ながらその実安定する方法を言う
          氷の上を皮クツであるく感覚、すなわち蹴って
          はいけいけない
 
   ☆架空の力点 
  アンカーポイント 中心軸で動かずニ軸(両足)の機能軸
              で動く
              動きの中でどこかに摑まっている様に
              作用する点がある
              アンカーポイントを決めてから次の動き
              が続く

  纏糸勁       テコの原理 自分の小さな力で相手
               大きな質量をコントロールする
              二つの接点を時間差を以って重複して
              使用して相手をコントロールする                       支点と作用点
   ☆三大原則
   不用力 無駄な力を使わず相手と接して感覚を研ぎ
         澄ます

   順勢借力 最小の力は必要で相手の力も利用する
          例えば後退するときは相手に押されている
          感覚

   後発先至 動きは追隋が大前提 軽霊に
          自らは動きださず相手の動きを察知してから
          しか動かない  後出しジャンケン
  
   実技 
 1..開歩・閉歩の要領説明 
    筋力に頼らず頭の重さをうまく利用して軸の回転を
    使って足の出し入れをする

 2.甩手  軸の緩みで回転させるが、膝への負担を減らす
        為にお尻を振らない様にしないといけない

 3.起勢  上下相隋で動く事 上肢と下肢の動きは完成一致
        手を上げるの時は息を吸いながら百会を意識し
        下げる時は会陰を意識して下肢を緩めてから手が
        追従する

   
   
 
 纏糸勁やアンカーポイントを中心に動きでの説明